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韓国ドラマ ~ 食客 [愚痴・日記]


最近、Wow Wowで放送しているので、韓国ドラマの『食客』を見ています。舞台は、韓国の宮廷料理を専門とする高級料亭「雲岩亭」で、前半はその店の跡継ぎを決める料理対決が中心で進んできました。主人公のソンチャン(キム・レウォン。青いチーフ)は、雲岩亭の養子でありながらも、料理の才能を持ち、次々と試練に立ち向かっていきます。物語の中盤に差し掛かり、自分の生い立ち(実は、宮廷調理人、待令熟手(テリョンスクス)の正統な後継者だと)を兄から知らされたソンチャンはやる気を失い、放浪の旅にでます。行商人として旅を続けているうち、ひょんなことから、「伝説の解体師」の知り合いになり、食肉牛のコンテスト(牛の品評会・解体の技術・料理の三点を競う)に大手の流通業者の選手として参加することになります。同じコンテストに参加をしている古巣の雲岩亭と競うことになり、兄(クォン・オジュン。オレンジのチーフ)とも完全に仲たがいしてしまいます。


ちょうど、今週の金曜日に第10回目の「牛と少年」が放送されたのですが、色々と考えさせられてしまいました。内容をかいつまんで言うと、コンテストに出すための牛を探していたソンチャンと一行ですが、雲岩亭に横槍を入れられたりと、苦労が絶えません。しかし、ひょんなことから最高の牛に出会い、その牛を買いたいと申し出ます。しかし、その農家の息子が家族のように可愛がっていた牛だったため、その子が売らないでくれ泣いて聞きません。その少年は、もともと心臓が悪いのですが、お金がないので手術が出来ないので、父親は、その牛を売って手術の費用にしたいといいます。最終的に、この牛は売られるわけですが、その時も少年は、「大切にしてね。頭をいっぱい撫でてあげてね。ちゃんとお風呂に入れてあげてね。」といいます。。。
もうこの時点で見てられませんよ。。。かわいそうで。少年よりも何だか牛がかわいそう。途中で色々説明があるんですよね。良い牛は、ストレスのない環境で大事に育てられてとか。でも、それも結局は殺されて食べられるための行為なんですよね。その牛は、大事に育てられたし、運ぶときもゆっくりと運ばれていったんだけど、他の大多数の牛は、劣悪な環境で育って殺されていくんだなって思ったら何だか悲しくなりました。
いっぱい牛がうつったんですが、みんな可愛い顔をしているんですよね。うちの犬みたいにちょっとヌケた顔をしていて愛嬌があるんですよ。そんな牛が次の回で「解体」されるんだ、と思うと辛いです。[もうやだ~(悲しい顔)]あまり、深くは考えたくないですが、作業は一瞬だと思いたい。


例えば、モンゴルの遊牧民は、羊をさばく時、血を一滴も落とさないように作業をします。しかも長く苦しまないように最初に大動脈(心臓?)を処理するらしいです。命を奪うんだから、血の一滴も無駄にしない。命を奪って自分達の命にしていくんだから、死んでいったものに敬意を払う。
生き物の命を奪って自分の命にしていく事は自然だけど、自分で命を奪って食べ物を得ないといけないなら、その命に対しての敬意が必要ですよね。。巨大牧場で何が入っているか分からない混ぜえさをもらい、自由もなくある日冷たい部屋で殺されるなんて、やっぱり悲しいな。。。同じ様に殺されて肉にされるんだったら、自然の中で大事にされて、敬意を払われた殺され方の方がいいですね。
供給が間に合わないだろうけど、できれば食肉業の人たちには考慮してもらいたい点ですね。
ドラマみて気分がブルーになったのは久しぶりです。[がく~(落胆した顔)]

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