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くるみ割り人形 [愚痴・日記]

せっかくのクリスマスなのに、風邪をひいてダウンしています(><)昔から、学校・仕事があるときは元気なくせに休みになると風邪をひく、そんな体をしています。


昨日、『世界ふしぎ発見』をみていたら、くるみ割り人形のモデルが、税金の取立てが厳しい役人だとしりました。バレエ、くるみ割り人形は、少女のクララ(マリー)がプレゼントにもらったくるみ割り人形と共に不思議な世界を旅する話です。、税金の取立屋と中学生くらいの女の子の話だと思うとちょっと変な気がしますが。。。それは、また別のはなし(^^;)


ホフマン作のオリジナル版によると、くるみ割り人形の正体は、人形をプレゼントした時計職人・発明家の男(ドロッセルマイヤーさん)の甥っ子だそうです。ねずみの女王様の魔法により、くるみ割り人形にされてしまった甥は、夜になると、元の姿に戻り、ネズミ達と戦います。マリーは、数々の試練を二人で乗り越えたのち、マリーが「どんな姿をしていても、あなたを愛し続ける」と約束をしたことで魔法が解かれ、二人は無事に結婚をし、マリーは人形王国の女王となります。


ホフマンの物語は、チャイコフスキーのバレエの内容とは大分違うのですが、よりヨーロッパの伝説らしい雰囲気はあります。バレエを見ているだけでは、少々支離滅裂でなんでくるみ割り人形は夜になると人間になるのか、何でねずみと戦うのかとか、色々な疑問の答えがありません。しかし、元のお話を見ると、より相関関係がわかりやすくなります。また、より幻想的でありつつ、夢も現実も自分の力と愛の力で勝ち取っていくものだと強く感じさせる物語になっています。マリーは、夢の世界(人形の国)でも現実の生活でもドロッセルマイヤーの甥っ子と結ばれ、二つの世界には違いは無いのだと言われているような気がします。この甥っ子は、(だれの版によって違いますが)おもちゃ職人の家にあらわれたりするので、現実の生活ではおもちゃ職人であり、夢の世界ではおもちゃの国の王子様なのです。職人の地位が高いドイツらしい展開だと思いました。

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