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イースター ~ キリスト教 復活の日  [愚痴・日記]

今日、4月の8日はキリスト教のお祭り、イースターです。

イースターはもともとあった春を迎えるお祭りにキリスト教のお祭りが重なったものが起源とされています。キリスト教で、「神の子」や「救い主」などと呼ばれるイエス・キリストが罪人として処刑され、死んだ三日目によみがえり天に昇っていったという逸話が元になっています。

また、ユダヤ教のお祭りである過ぎ越しの祭りとも密接にかかわっています。過ぎ越しの祭りは、映画「十戒」やディズニーの「プリンス・オブ・エジプト」で知っている人も多いだろう、モーゼという人物の生きた時代から始まっています。ファラオの家族によって育てられたモーゼは自分の出生の秘密をしるまでは、自分がユダヤ人であることをしりませんでした。しかし、自分が、奴隷として使われていたユダヤ人の血を引くものであると言うことをしると、ユダヤ民族を虐げられた生活から救い、神に約束された大地を目指そうと言う運動を始めます。モーゼは神の声を聞くようになり、神からエジプトに降りかかる数々の災害等について聞かされます。その数多い災厄のなかの一つに、「死の天使」の訪れというものがあります。死の天使が訪れた家では、子供が死んでしまうと言うものです。モーゼはお告げのなかで、死の天使から子供達を守る方法を教わります。モーゼはそのことをユダヤ人たちに教え、ユダヤ人の子供達は無事に死を免れることができました。この出来事を記念するのが過ぎ越しの祭りです。ユダヤ人の子供達しか助からないのはひどい様にも聞こえますが、一応、神を真摯に信じているものたちは救われる、と言うことをあらわしている話だととることができます(エジプトは、皆さんもご存知、多神教で、ユダヤ教は一神教)。

この過ぎ越しの季節になると、ユダヤ教徒たちは断食をしたり、ユダヤ教の聖典に書かれているような生活態度を心がけるように促されます。この風習は、キリスト教でも似ています。キリスト教では、イエスが復活するまでの期間、イエスの苦しみを追体験するように心がけます。つまり、断食のような体験をするのです。そして、復活の日と共に苦しみから解放され、心からイエスの復活を祝います。


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